木曽駒ヶ岳(2956.0m)
                                    2009年8月7日(金)〜8日(土)
                                                    
(7日)千畳敷駅15:50→ 宝剣山荘16:40 (8日)宝剣山荘6:25→ 中岳6:40〜6:45→ 木曽駒ヶ岳7:20〜7:40→
 濃ヶ池分岐9:10→ 濃ヶ池(休息)9:30〜9:50→ 宝剣山荘(昼食)11:20〜12:30→ 千畳敷駅13:10(2時間待ち)
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天候不順で遅くなったが夏山は木曽駒ヶ岳の高山植物を巡る山旅に出かける。大阪の阪急三番街より伊那・箕輪行き
午前8時30分の高速バスに乗り込んだ。しかし、前日よりのETC割引きのため名神高速道・中央自動車道は渋滞
!予定より約1時間遅れで駒ヶ根駅からバスでしらび平へ、ロープウェイ千畳敷駅に到着が午後3時30分だった。

スタートは鳥居を右に曲がる
  

早速、黄色のシナノキンバイと思わ
れる花が出迎えてくれた     

小雨の中を歩くことになる
  

コバイケイソウ
  

八丁坂をつづら折りに登る
  

特徴のある岩峰が見えた
  

岩場の階段を登っていく
  

途中の登山道の各所で咲いていた
イワツメグサの白い花     

乗越浄土に着いた
  

今夜の宿、宝剣山荘が見えてきた

夕食は、カニ・ジャガコロッケ等

夕食後、宝剣岳を眺める
しらび平行きのバスでは私達2人だけでロープウェイも60人乗りが私達2人だけの貸切状態だった。小雨の中を約
50分、宝剣山荘が見えた。5時からの夕食の後、宝剣岳の岩場に散歩に出かける。急に晴れたせいか伊那前岳方面
に虹が架かっていた。寝床は私達2人だけの部屋でくつろげたが何もすることがなく7時30分には寝てしまった。
                                                    

  


伊那前岳方面に虹が架かる

朝食は午前5時、サケ・玉子焼き

8日早朝、木曽駒ヶ岳に向う

登山道周辺はハイマツがほとんど
  

中岳の案内板
  

中岳に祀られていた岩場に到着
安全祈願し木曽駒ヶ岳に向う 

木曽駒ヶ岳がうっすらと見える
麓まで一旦、下ることになる 

麓の案内板から木曽駒ヶ岳へ
登りが始まる       

ここの登山道周辺もハイマツだ
  

登山道はゴロ石で歩きにくい
  

すぐに木曽駒ヶ岳山頂に到着
  

木曽駒ヶ岳の三角点
  

花崗岩がゴロゴロしている
  

濃ヶ池方面に下る
  

木曽駒ヶ岳を振り返る
  

  


馬の背方面の案内板
  

すぐ上の岩場に鳥がいたが私達に 
は関心がないようで遠くを見ていた

晴れて明るくなってきたので着てい
たカッパの上着を脱いで身軽になる

こんな岩場の横を通ってきた
  

左下の坂は谷底まで続いている
  

ヨツバシオガマ
  

視界が利くようになり遠くまで見える
ようになってきた         

岩場にチングルマが咲いていた
  

雲の晴れ間から南アルプスも見え
てきた            

ハイマツの登山道を歩く
  

シャクナゲがあちこちに咲いていた
  

登山道から右下を見ると濃ヶ池が見えてきた、白いのは雪のようだ
  

  


岩場の下りから馬の背と思われる尾根道の稜線を見る、内は同行の撫子
  

上の写真をアップで見てもまだ、同行の撫子内が小さく見える
  

  


アオノツガザクラ
  

濃ヶ池分岐に到着       
ここからはVターンになっている

ダケカンバの小道を濃ヶ池に向う
  

ダケカンバは全て傾いている
  

ゴゼンタチバナ
  

濃ヶ池が見えてきた
  

濃ヶ池、残雪は少しだが残っていた
ひっそりと静まりかえっていた濃ヶ池、池手前にコバイケイソウが少し、よく見るとクロユリも咲いていた。木曽駒
ヶ岳山頂付近までは団体で賑わっていたがここは人も少なく別世界だ。ここまで来るのに数人しか出会わなかった。
この池の水路では足が水に浸かりそうになるが通り過ぎると点在する岩場にチングルグルマが群生していた。   

  


点在する岩場の斜面にチングルマが群生していた
  

濃ヶ池で咲いていたクロユリ
  

花の蜜に集まる虫

崩れた花崗岩の岩場を横切る
濃ヶ池周辺では高山植物があちこちに咲いており、十分に楽しめるコースだ。しかし花が多いだけに花の蜜に集まる
虫も多く、この虫が手や顔に触れてくるので悩まされる。手や腕に載ってもあまり逃げないので掴めるほどだった。
                                                    

  


岩塊流のような花崗岩がゴロゴロと、無造作に岩の捨て場所にも見える
  

太いダケカンバの下をくぐる
  

雪渓が少し残っていたので慎重に
  

ハシゴも設置されていた
  

足を踏み外さないようにハシゴを登る
  

扇状の広いカール地形に出た
前方の山の上に小屋が見える

宿泊した宝剣山荘に戻ってきた   
ここで昼食としたが、やはり虫が多い

八丁坂を下ると人が多くなってきた
  

千畳敷カール先に千畳敷駅が見える
  

千畳敷駅では2時間待ちだ